どブラック企業脱出記

ノマド

こんにちは、Ioriです。
ブログをリニューアルしました。以前の記事も後日、加筆修正して投稿しますが、ひとまずこの記事が1本目になります。
一応、僕をよく知らない人のために簡単に自己紹介をします。
僕のファン(そんなものは一人も居ない)は次の次の段落まで読み飛ばしていただいて結構です。笑


とてもかんたんなじこしょうかい
95年生まれの社会不適合者。大学2回中退、正社員経験無し、金髪。
趣味はサッカーと筋トレと音楽で、ガンバ大阪とタンパク質とL’Arc〜en〜cielがあれば生きていけます。
文章を書くことと英語が得意です(英検1級)。ちなみにサッカーは上手くありません。笑
アパレル→アパレル(ホスト掛け持ち)→アパレル→ニート→どブラック外資系(試用期間中に脱落)→フリーランス(現在) という経歴です。

どブラック外資系で2ヶ月間働いて思ったこと

面接編
行政書士試験を受けるために失業保険をもらいながら耐えた数ヶ月間(ニート期間とも呼ぶ)を終えて、「とりあえず試験結果出るまで動けないし、数ヶ月はプログラミング勉強しながらバイトするか」と適当に時給の良さそうな企業に応募しました。
まあ一応大企業だし、面接くらいはちゃんとするか。とジャケパンスタイル(普段の僕に比べるとだいぶフォーマルな格好なのです)で面接に臨みました。
しかし、いざ面接本番。当たり障りの無い質疑応答を終え、最後に面接官に言われた言葉が

「社員になりませんか?」でした。

え?

いや、僕短期バイト応募したんですけど...」という言葉を飲み込み、詳細の条件を聞きました。

完全週休二日制、有給消化率100%、年間休日140日以上、初年度から手取り500万は保証します。
「あなたの英語力と真摯な人間性、そしてアパレルでの実績を大変高く評価しています、いかかでしょうか」

「怪しくね?やめとけよ」と、心の声が聞こえましたが

まあ、入社しましたよね。

入社後
普通、いきなり社員として入れる企業ではありません。
僕の何を過大評価してくれたのかは知りませんが、あれよあれよと手続きが終わり、3日後からの出社が決まりました。
「アパレルでの実績と英語力を評価して、接客を担当してほしい」
とのことで、僕が唯一得意な「有る事無い事適当に早口で言ってクレームを未然に防ぐ」能力の活かしどころがまだあったのだな、と思いました(僕は有る事無い事言って3年間アパレルでクレームゼロでした)

「また接客か、一瞬で成り上がって管理職でぬくぬくしてやろう」と軽い足取りで初出勤しました。
しかし、いきなり出鼻をくじかれます。出勤し、部署の管理職に挨拶をすると
「本日からお世話になりますIoriですよろしくおねが」「あ、冷蔵庫運んで」

冷蔵庫運んで??????

え?接客って聞いたんですけど…
喉元どころか「え、せっきゃ」くらいまで出ましたが、とりあえず抑えてクソデカ冷蔵庫を運ぼうとしました。
しかし、当たり前ですが重すぎてビクともしません。
いや、無理無理無理と思いながら「無理ですこれ一人で運べとかアホなんじゃねえのロニーコールマンじゃないと無理だよこれ」とも言えず、ピクピクしながら運ぼうとするフリをしていると

「冷蔵庫一人で運べない男とかいらないんだけど」

と、ピシャリ。

え?


「じゃあお前これ一人で運べんのかよやってみろよ今すぐ持ち上げろよふざけんなよ戦争行けよ」と思いましたが「すみません」と頭を下げておきました。

この後の僕の業務内容を並べておきます。
・65型のテレビを一人で運ばされる(この時怪我した手首は3ヶ月経った今でも痛いです)
・500mほど先の倉庫にパシリ(1日20回以上)
・ひたすら木を削る
・ひたすらクレーム対応(上司がお客さんにタメ口利いてキレられると僕が呼び出されます)

など、「接客」「英語」要素などなく、ただの「肉体労働」ですし、何より上司が全員それぞれ言っていることが違うので、Aの言うことを聞けば残りの全員にキレられる、Bに聞けば残りの…
と言った感じで、毎日陰湿な心無い言葉をかけられ、1週間と少しで僕の心は完全に病みきりました。

辞めるという発想も無くなる

どちらかと言えば「しんどかったら辞めればいい」という考え方の僕ですが
「究極にしんどいと辞めるという発想すらなくなる」んですよね。

「使えねえな」「何ならできるの?」「これくらいも分からんとか(人間として)大丈夫か?」
「勘弁してよ」「何回教えれば分かるんだよ(一回も教えてもらってない)」

このような言葉をかけられ続けると、精神が摩耗して震えが止まらなくなりました。
「自分はできない人間だ」「人間としてもまともじゃないのか」と、さらに自己暗示をかけ、優しい言葉をかけてくれる人に対しても、近づかれるだけで「会社の人」というだけで寒気がしました。
一番怖い上司は鍵を常に腰に付けていたのですが、そのチャリチャリという音が聞こえるだけで寒気と冷や汗が止まらなくなりました。これは今でも完璧には回復していません…。

2ヶ月ほど心を殺して働きましたが、ある日退勤後にファミチキを貪っていたら意味もわからず涙が止まらなくなり「もう限界だ、自分は病気だ」と思い、メンタルクリニックに行きました。
先生には「職場の環境が悪すぎます 受け答えもちゃんとしているし、あなたは常識人です しかし適応障害にはなってしまっています 転職したほうがいいですよ」と言われ、目が覚めました。

とりあえずすぐに会社を辞めました。
数日経って強く思ったのは、「自分のように『辞める選択肢すら浮かばない人』は多いのだろうな」ということです。
自分はTwitterなどでよく見る「辛かったら辞めていい」という趣旨のツイートに反対派でした。
辞めろというけど、じゃあどう生きろと言うんだ 再就職先は?毎月の支払いは?助けられないくせに甘い言葉だけかけてんじゃねえよ」と、思っていました。
しかし、いざ辞めてみると、精神を病んでしまった人は傷病手当金はもらえるし、僕のように手に職(ライティング、英語)がある人はフリーランスでも食べていけます。
最低限の働き口の保険をかけておく必要はありますが、意外と人間、仕事を辞めても生きていけます。
なので、ある程度のリスクヘッジをする必要はありますが、手元に数ヶ月分の生活費があるなら、僕は辞めてもいいと思います。(あくまで個人の感想です)

僕がどのようにフリーランスで生きているかは次回の記事で紹介しますが、これが僕のブラック企業脱出記でした。